ハワイ= ビーチ!!ハワイでのアクティビティというと、どうしてもマリンスポーツをイメージしがちですよね。
でも…比較的大きなお子さまであっても親子でサーフィンやシュノーケリングに挑戦するのはなかなかハードルが高いですし、「実は泳げないので…」 というママたちもいらっしゃいます。
実は、オアフ島には豊かな自然の中を歩くハイキングコースが充実しているのをご存知でしたか。山から望む景色や途中で見かける植物なども楽しめるハイキング!
最近はちょっとしたブームにもなっていますし、特に頂上から絶景が楽しめるコースなら、達成感もあり疲れが一瞬で吹き飛んでしまいますよ^^
今回は比較的初心者向けのコースで話題のラニカイピルボックスの行き方とどんな感じのコースなのかをご紹介しましょう。
お天気の良い日を選んで行くと、ラニカイビーチの透き通った海を上から見た最高の景色が見れますよ^^
2018.3/17追記
ラニカイピルボックスは2018.6.21から60日間は修復工事のため閉鎖するようです。
ピルボックスって何?
カイルアビーチのちょっと先、ラニカイビーチを一望できるハイキングトレイルpillbox(ピルボックス)は、往復3.2キロのトレイルなので、割と気軽にいけるハイキングコースです。
ピルボックスは、またの名をカイワリッジ・トレイルとかラニカイ・トレイルとか呼ばれています。
ピルボックスの名前の由来は、頂上に戦争に備えて作られた鉄筋コンクリート製の防御陣地(トーチカ)が薬箱のように見えることからだそうです。
トーチカは上陸する敵を見下ろせるよう、小高い山の上の見晴らしがいい場所に作られていました。 時が経過してこのコンクリートの建物 にハワイの人々がスプレーなどで落書きをしストリートアートのように魅力を放ち、眺望に優れたその場所が手軽に楽しめるハイキングコースとなったんです。
ピルボックスのコースはこんな感じ
最初の数十メートルはかなり急です。
その後は比較的緩やかな道になるのでご安心下さいね。
しばらく登るとラニカイの双子島モクルア・アイランズが見えます。
左がモクヌイ、右がモクイキと言うそうです。
左のモクヌイには小さなビーチがあり、カヤックで上陸する事もできるそうですよ。
もっと上まで登って行きます。
途中、かなりキツい勾配があります。
カイルアの方も一望できますが、この日はちょっと曇っていましたので、ちょうど、カイルアとラニカイの境あたりで曇りと晴れに分かれているのが見えました。
ここれまで来れば、もうちょっとで頂上です。
かなりキツい勾配がもうひとつあるので頑張って登っていきましょう。
キツイ勾配の時は、つかむところがないので、近くに木や草があるので、安全そうな物をしっかり掴んで登るといいですよ。
落書きだらけの要塞?のような建物があります。
これがピルボックスの名前の由来である戦争に備えて作られた鉄筋コンクリート製の防御陣地(トーチカ)です。
内側も外側も落書きでいっぱいです。
この防御陣地の上に登ったり、中に入って写真を撮っている人もいます。
落書きもよーく見ると結構面白い物があったりして、アートのようですね。
風が気持ちいいので、ここでゆっくり座って休憩できます。
ピルボックスからの眺めが最高
ここからの眺めは最高にきれいです。歩いて登ってきた疲れも吹っ飛んでしまいます^^
ピルボックスからはラニカイの象徴となっているモクルア・アイランズが見えます。
海の色も浅さによって全然違うし、コーラルもはっきりと見えます。
ラニカイビーチは、地上から見ても美しいですが、上からみると本当に美しいです。
さらに進むともう1つのピルボックス
ゆっくりしているそばから、まだまだ先に行く人もいます。
その先にはもう一つの頂上があり、もうひとつの防御陣地があります。
そこに行く道はちょっと細く、風が強かったので怖くて行けませんでした・・・。
勇気のある方は是非行ってみてください。山の反対側の景色も見えると思います。
こちらにもコンクリート製の建物があるので、みんな上に登ってもっと高いところから景色を楽しんでいます。
ピルボックスのトレイルの注意点など
このトレイルは休みながら行っても片道30分ほどで行けます。往復1時間ほど見ておくと良いと思います。
ジャングルのようなトレイルと違い、とてもオープンなトレイルで、通れる道もいくつもないので、道に迷うことはないです。
最近は昔に比べて、ガイドブックなどで話題になっていますが、それでもあまり日本人を見かけることはありません。
ロコの人たちはとってもフレンドリーなので、すれ違いざまに「Hello!」と笑顔で声をかけると応えてくれます^^
ピルボックストレイルは、全体的に乾いたコロコロとした地面なので、かなり滑りやすいです。特に急な坂は十分気をつけて登って下さいね。
また、雨が降ったらぬるっと滑るのでやめたほうがいいでしょう。
持ち物としては
- 飲料水
- 帽子やサングラス
- 日焼け止め
はあったほうがいいですね。
ビーチサンダルで来ているロコの人もいますが、スニーカーなど滑りにくく、脱げにくい靴で行ったほうが無難です。小学生中学年くらいならば登れると思います。
ピルボックスへの行き方
ラニカイピルボックスは、全米1美しいビーチに選ばれた事もある、あのラニカイビーチにほど近い山にあります。
ラニカイビーチは全米でもNo.1と言われる美しいビーチで、観光客が後を絶ちません。
でも、ラニカイ周辺は住宅地で、観光地的な駐車場などがなく、住宅の前に路上駐車することになってしまいます。その為、住民から苦情が出て今ではツアーなどではラニカイに行けなくなりました。
レンタカーやバスで自力で行く方法しかないんです。
レンタカーで行く場合
ワイキキからH-1フリーウェイに乗り、パリハイウェイを通ってカイルアに向かいます。ワイキキから約30~40分くらいです。
ピルボックス周辺に路上駐車するのは近隣住民の迷惑となる場合もありますので、カイルアビーチ周辺に駐車する方が便利だと思います。
そこあたりからピルボックス入り口までは歩いて15分程度ですのでおしゃべりしながら歩いているうちに着いてしまう距離です。
ピルボックス周辺にはトイレがない為、カイルアビーチパークで済ませておくとよいでしょう。
The Busで行く場合
ワイキキから乗り換えて1時間30分くらいかかります。
クヒオ通りから2番「School St – Kalihi Transit Center」に乗り、ダウンタウンのS Hotel St + Alakea Stで降ります。
次に57A番「Kailua – Keolu Drive」に乗り、Kailua Rd + Hahani Stで降ります。
そして、70番「Lanikai」に乗りAalapapa Dr + Kaelepulu Drで降ります。
バスを下車してからKaelepulu Drをまっすぐ進むと左側にT字路があり、その行き止まりがピルボックスです。
カイルアビーチ周辺からピルボックスまで歩く経路
高台に向かって歩いて行くので、カイルアビーチを上から全貌できたり、ガイドブックなどに載っているラニカイの塔の前で写真を撮ったりできます。ビーチからピルボックスまで歩いて10-15分くらいです。
カイルアビーチからピルボックスまで歩く場合、ビーチに沿って歩いて行くとラニカイの塔が見えてきます。
ラニカイの塔を過ぎて、坂を下った所に2本に分かれる道があります。
一方通行になっているので、進行方向の方(右側)を進みます。
正面に小高い山カイワリッジが見えて来ました。
Aalapapa Dr を進み Kaelepuru Drを右折。
正面に大きなゲート(ミッドパシフィックカントリークラブ)があります。その手前を左へ進みます。
右側に看板があり、坂の登り口があります。
入り口にはかわいい看板が立っています。
ご家族で行かれる際には家族特約つきのクレカなどで、念のためにケガの補償を手厚くしておくといいかもしれませんね。(病気やケガの補償は複数で上乗せできるため)こちらも参考にしてみて下さい。
ぜひご家族で楽しんでみてはいかがでしょうか?
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