はじめに、これは差し迫った危機ではありません。知っておいて損はない情報として受け止めてくださいね。
朝鮮半島情勢の緊張の高まりを受けて、米ハワイ州当局は12月1日(2017年)、ハワイ全土で、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)による核攻撃を想定した警報サイレン試験が初めて実施されました。
今後も毎月初めに行い、住民や観光客に有事の避難方法などについて周知徹底を図る方針です。
このときに行われた警報サイレン試験では音がそれほど大きくなく、聞こえなかったと証言している人もいますが、聞こえた人は「不愉快な音、イヤな音」と証言している方もいます。これは、わざとこのような音で人々の注意を引くためにしているようです。
実際に発射された場合には、ハワイに拠点を置く米太平洋軍が5分以内に軌道などを分析し、住民らに15分以内にコンクリート製建物に避難するよう指示するとのことで、避難指示などのガイドラインの策定を進められており、日本語にも翻訳され近く公表される予定です。
先にも述べましたが、これからも繰り返し警報サイレン試験が行われるようなので、ハワイ旅行中に警報サイレン試験の音を聞く機会があるかもしれませんが、あわてずに対応してくださいね。
繰り返しますが、差し迫ったものではないのでパニックなる必要もありません。今後、情報が公開されたらこのサイトでも随時紹介していきます。