ハワイは日本人に大人気の観光地として広く知られていますが、ハワイの情報についていくつ語ることができるでしょうか。
ハワイ旅行が決まっても、どこのレストランで行こう?シュノーケリングのおすすめスポットは?トレッキングに必要なものは?などは調べるとしても、「ハワイ」そのものについて調べる人は少ないかもしれません。
そこで今回は、ハワイの人口、島のプチ情報、マメ知識などを紹介していきます。
その土地のことを知ることで新たな発見があったり、知識をつけた上でハワイへ訪れることで、きっと充実した旅となることでしょう。
ハワイはアメリカ合衆国の州のひとつ
多くの人を魅了してやまないハワイはアメリカ合衆国の50番目の州。
太平洋のほぼ中央に位置し、大小132の島々から成るハワイ諸島ですが、日本からの旅行者が主に訪れるのは、州都のホノルルがあるオワフ島をはじめ、カウアイ島、マウイ島、ハワイ島の4つの島となります。
ネイバーアイランドとは、通称ビッグアイランドをはじめとするハワイ島、マウイ島、カウアイ島、ラナイ島、モロカイ島のことを指しています。オワフ島は含まれていません。
ハワイはニックネームもついており、その名も「The Aloha State」ハワイの車をよく見るとライセンスプレート(ナンバープレート)にも書かれていますよ。
ハワイの人口と多様な民族
ハワイの総人口は約140万人(2017年現在)と毎年増加しています。
ハワイはアメリカの中で最も人種が多様な州だと言われおり、中でも多いのは日系人をはじめとするアジア人(フィリピン系、中国系、朝鮮系、ベトナム系など)で、先住ハワイ人はアジア人よりも少ないのです。ホワイト、アフリカ系アメリカ人も多く住んでいます。
この多様な文化から、ハワイではさまざまな食文化も楽しむことができるのです。
旅行者に人気の島をちょこっと紹介
オアフ島
ハワイの中で最も多くの日本人旅行者が訪れるのがオワフ島。
州都であるホノルルが位置することから、政治・経済の中心地でもあります。美しいビーチが多く点在し、ショッピングモールやレストラン、ホテルも多く、すべてが充実しています。
島の色:黄色
島の花:黄色のイリマ
主な観光名所:ダイアモンド・ヘッド、ココ・ヘッド、ハナウマ湾、クアロア・ランチ、サンド・バー
ハワイ島
ハワイ州の中で一番大きな島であることから、ビッグアイランドと呼ばれています。
それもそのはず、他の島をすべて足してもハワイ島の面積のほうが大きいのだそう!今でも活発に活動を続けるキラウエア火山が有名で、現在も溶岩が海に流れる光景を見ることができます。
マウイ島
世界有数のリゾートエリアとして知られる島。
ノスタルジックな港町、ライハナは、個性的なショップやお洒落なレストランが並び人気です。毎年12月から4月にかけてマウイ島近海にはザトウクジラがやってきます。
マウイ島にはホエールウォッチングのツアーが多数あり、クジラに出会える確立は100%に近いんだとか!
島の色:ピンク
島の花:ローズ
主な観光名所:ハレアカラ国立公園からのサンライズ&サンセット、カアナパリビーチ、ホエラーズビレッジ博物館
カウアイ島
ネイバーアイランドの最も西に位置する島。
手付かずの自然が多く残った緑豊な美しい島であることから、ガーデンアイランドとも呼ばれています。交通の便は整っていないので、レンタカーでの移動がメインとなりますが、穴場的な美しいビーチも点在しています。
島の色:パープル
島の花:クワイの花
主な観光名所:ワイメア渓谷州立公園、ポイプ・ビーチ、ハナレイ・ビーチ、ナ・パリ・コースト
子どもと一緒に予習しよう!ハワイ州のマメ知識
ハワイ州の○○について紹介していきます。お子さんと一緒に予習してみましょう。
1、ハワイ州の鳥
ネネ:雁の仲間でハワイアングーズとも呼ばれています。鳴き声がネーネーと聞こえることから、こう呼ばれているんだとか。ホノルル動物園で見ることもできます。
2、ハワイ州の花
黄色のハイビスカス:ハワイへ行くと街歩き中や移動中、1度は見かけることができるでしょう。至るとことに咲くハイビスカスですが、黄色のものが州の花です。
3、ハワイ州の魚
フムフムヌクヌクアプアア:とっても長い名前ですが、日本人にとってはどこか親しみを感じるかわいい名前ですね。
和名はタスキモンガラでカワハギの仲間です。
シュノーケルをするとカラフルなので意外と簡単に見つけることができますよ。
4、ハワイの州旗
アメリカ合衆国、ハワイ州としての州旗で1845年に制定されました。イギリスのユニオンジャックと8本の横じまから成ります。
この8本は、オワフ島、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島、ラナイ島、モロカイ島、カホオラヴェ島、ニイハウ島を表しています。
子どもと一緒に覚えよう!ハワイのことば
アロハ
ハワイへ行くとホテルやレストラン、ショッピング中など「アロハ」と耳にしない日はないほどよく使われていますよね。
「アロハ」とは「こんにちは」「さようなら」などの挨拶に使うほか、「いらっしゃいませ」「愛しています」という意味としても使われます。
ALOHAは5つのハワイ語の頭文字から成り立っています。
マハロ
「アロハ」と同じくレストランやショッピングで店員さんに「マハロ~」と声を掛けられることも多いでしょう。「ありがとう」「感謝します」という意味になります。
フラ
フラはハワイの伝統舞踊で、ハワイアンダンス=踊りを意味します。
まだ文字がなかった時代から神話や歴史を伝承する手段として、現代まで伝わる神聖な踊りです。日本では「フラダンス」とよく言いますが、ダンスダンスという意味になるので「フラ」と呼ぶのが正式です。
ホヌ
「ホヌ」とはウミガメのことで、正式にはハワイアン・グリーンタートルを指します。
ハワイはホヌは海の守り神のひとつして崇められており、幸せを運んでくれる存在として古くから信じられています。
運がよければ、シュノーケリングの最中に「ホヌ」に出会えるかもしれません。
マナ
「マナ」とは神の力・超自然的な力という意味があります。
その力の根源は神にあるとされていますが、マナを持つのは神のみに限らず、人間や他の生き物、大地など、すべてのものに「マナ」を持つことができると信じられています。
ハワイには多くのパワースポットがあるとされていますが、これも「マナ」の力の由縁かも知れませんね。
さいごに
意外と知らないことが多かったのではないでしょうか?子ども連れのハワイ旅行なら、お子さんと一緒に学びながら旅を楽しむのもいいですね。
最近のお土産の中には、オワフ島を含んだネイバーアイランドがプリントされた服やバッグ、ステッカーなども多く見かけます。ぜひ、ひとつお土産として買って帰り、どこの島へ行った、次はこの島に行こう、など盛り上がるのも楽しいですよ。