旅行中は、スマートフォンでお得情報や道順などを調べたいこともありますよね?
でも、オアフ島に限ってはちょっと気をつけなければいけません。
ハワイでの歩きスマホは禁止!?
ハワイでは、美しい景色などに気を取られて注意散漫になり、歩きながらの写真撮影やスマホ利用による事故が増えています。
その為、ホノルル市議会が注意散漫歩行条例(Distracted Walkin Law)を可決しました。
これは、アメリカの主要都市ではホノルルが初めての試みです。
これは、「横断歩道を歩いている時にスマートフォンなどを使用するのは禁止します。」と言う条例で、罰金もあるので注意です。
規制の対象になるのはスマホだけではない
規制の対象になるのは、以下のようなものです。
道路横断中が対象になるんです。
1 歩行者が道路を横断中に電子機器類(携帯電話,スマートフォン,ノートパソコン,タブレット端末,携帯電子ゲーム機,ポケットベル類(Pager),デジカメほか)の画面を見る行為。
2 道路横断中のみが規制対象であり、歩道の通行中は規制対象外。
3 道路横断中であっても単に音声通話をしているだけであれば規制対象外。
(在ホノルル日本国総領事館のお知らせメールより引用)
罰金の金額は、
違反の回数に応じて15ドル〜99ドルまでの罰金が課せられます。
初めての場合は15ドル以上35ドル以下
2回目は、35ドル以上70ドル以下
3回目以降は、75ドル以上99ドル以下となっています。
回数の数え方は初犯から1年以内です。
歩きスマホ禁止はホノルルだけでなくオアフ島全体!?
ホノルル市長が署名した条例ですが、在ホノルル日本国総領事館のお知らせメールによると、「オアフ島内では、道路横断中の「歩きスマホ」が禁止され、違反者には罰金が科せられます」と記載されているので、ワイキキのあるホノルル以外、オアフ島全体でも気を付けた方がよいです。
ちなみにホノルルとは、ワイキキやアラモアナなども含まれています。
西側はパールハーバーあたりから、東側はホノルル空港、カリヒ、ダウンタウン、カカアコ&ワード、アラモアナ、ワイキキ、カハラ、ハワイカイを過ぎてマカプウ岬あたりまでとなっています。
上記地図の紫色の囲まれた範囲はホノルル市。(google magより引用)
2017年10月25日から施行されますので、10月25日以降にハワイに来られる方はくれぐれも気をつけてください。
スマートフォンに限った事ではなく、デジタルカメラや携帯電話、タブレット端末、携帯型ゲーム機なども含まれているので注意が必要です。
うっかり横断歩道を渡っている時にデジタルカメラで風景の撮影なども禁止ですよ。
ただし、警察や病院にかける緊急電話(911)やオーディオ機器の使用は禁止事項に含まれません。
今のところ、「歩行者が道路を横断中の使用」に限られているので、横断しない時の歩きスマホは大丈夫のようです。
歩道での使用については、罰金はないものの、ワイキキ周辺ではいつもたくさんの人が歩いているので、こちらも気を付けたいですよね。
でも、これもいつ変更になるかわからないので気を付けて様子を見ていた方がよいですね。
ハワイでは横断歩道以外を渡ってはいけない
また、道路を横切る場合、横断歩道がない所を横断すると罰金になるので、こちらも注意したいです。
ワイキキなどの都市では、横断歩道がコの字型になっているところがあり、横断歩道が2本平行にない所(特に車線が一方通行になっているような道路)もあります。
それは、車がいつでも左折できるように歩行者が渡れないようにしている為です。
そういう交差点で横断歩道がない所をうっかり渡ると罰金になりますので気を付けましょう。
また、ハワイの横断歩道はシマシマ模様がなく、ただ線が引いているだけの所もあるので、車を運転しているとうっかり見落としがちになるので注意が必要です。
運転中のスマホはもちろんNGです
レンタカーなどをした場合、運転中の携帯電話での通話やテキスト、メールなどの使用はもちろん禁止です。
その他にハワイ州では、歩行者が横断歩道を渡ろうとしている場合、車は止まって歩行者を優先しなければいけない法律もあります。
この法律も守らなければ罰金があるので注意です。
せっかくのハワイ旅行、事故のないように気を付けてめいっぱい楽しんで下さいね!