ハワイ旅への準備はしっかりと!
私が目撃した「ハワイ便にご搭乗できません事件」
役立ちコラム

ハワイでのコロナウィルスの状況を現地在住者がリポートします

世界的に流行している新型コロナウィルス。

つい先日ハワイ政府から発表された渡航者に対しての14日間の隔離義務など、日本からの旅行者にとっても気になるニュースが多い中、なかなか日本ではハワイの情報が手に入らない!

そこで、ハワイ在住者が今のハワイのコロナウィルス情報をリポートします。

世界中に蔓延している新型コロナウィルス(COVID-19)

画像はいつもの混んでいる時期のワイキキ。

世界保健機関(WHO)が、パンデミック(世界的な爆発的に流行する感染病)と発表したほどの大感染病である新型コロナウィルス。

島国日本では、これまでに1000人ほどの感染者と言う事で、世界に比べればそれほど大爆発的には流行していないようですが、それでもかなりの死者が出ているようですね。

ハワイも日本と同じ島国。それも日本に比べてかなり小さいので、一度広がってしまったら収拾がつかないほどの感染力になると恐れられています。

その為、ハワイ州の知事や市長などは、水際対策としていろんな規制を発表しています。

ハワイでのコロナウィルスの感染者数は?

画像は2018年2月初旬のビーチ。

ハワイの中でも観光客で人気のあるオアフ島の感染者数の増え方をご紹介します。

3月6日に最初の感染者が確認されました。

サンフランシスコでクルーズ船に乗船してから帰ってきた人が感染していました。
その後、3月8日に2名に増え、

3月15日には7人
3月17日には14人
3月18日には16人
3月20日には26人
3月21日には48人
3月22日には57人
3月23日には77人

と、どんどん増える率は高くなってきています。

ロコのパンデミックへの反応は?

中国の武漢では、2019年の末から発症したとのことですが、ハワイで話題になり始めたのは2月初め頃からです。

アウトドアやテラスで過ごすことが多いハワイの人たちにとって、閉鎖的な所と言うイメージがあまりないので、それほど真剣に考える人も少なく、いつもと同じような生活をしている人を多く見受けられました。

そんな中でも、島だからこそ「物資がなくなる!」と言う危機感だけはあり、スーパーマーケットから物がなくなり、棚が空っぽになっていきました。

特に日本でも話題になったトイレットペーパー争奪戦は、ハワイでもかなり激しかったです。

早朝から並んでトイレットペーパー獲得に走った人もいました。

こういうことがあったので、3/19にスーパーマーケットでシニア用のお買い物時間が設定されたりしました。(後の「ハワイでのこれまでの規制の経緯」参照)

また、食料の備蓄も必要と言う事で、保存できる食料を買い込む人がたくさんいました。

ハワイではお米を食べる人も多いので、お米を保存食として買っている人もいましたが、そんな中でもパスタとパスタソース、缶詰のなくなり方は特に早く、一番に棚が空っぽになっていました。

私も缶詰のスープ、パスタ、パスタソースの他に冷凍食品(TVディナーと言われるいろんなものがワンプレートに入った冷凍食品)などを備蓄用に購入しました。

ニュースで感染者の数がどんどん増えて行き、だんだんとロコの間でも危機を感じはじめたのか?

中には「水際対策が大切!」と立ち上がり、「ハワイに来るな!」「居住者以外は出て行け!」などのデモ的な行動もあったりしました。

3/17 ハワイ旅行を計画している人に30日間の渡航自粛を要請(後の「ハワイでのこれまでの規制の経緯」参照)

太陽の元で暮らしているハワイの人たちにとって、外に出歩くな!と言うのはほぼ無理な話。

なかなか家でじっとしている人はいないようですが、自宅やコンドにプールのある人は敷地内で外に出ている人も多いです。

ハワイ州政府の対策は急激にどんどん厳しくなってきていて、3/23からは、オアフ島、マウイ島に限って外出禁止令が出ています。

また、3/25 12:01amからはハワイ州全島に外出禁止令が出されます

とは言っても、食べ物の買い物や歩道の散歩、ジョギングなどはOK!

人と接触する可能性のある公園での散歩は禁止となります。

外出禁止令の目的は、人と群れない、人と接しないと言うのがメインなので、必要な外出の際には、人との接触を避けるための社会的距離、ソーシャル・ディスタンシング(Social Distancing)を6フィート(2mほど)保つように言われています。

ハワイの人は日本の人のようにマスクをしないので、こちらでマスクをしている人はほぼ見かけません。(日本人などのアジア人はほぼみなさんマスクをしているようです)

今のワイキキの状況は? (3/22/2020)

外出禁止令の出る一日前、3/22にワイキキに行く用事があったので、車の中からカラカウア通りの様子を写真に撮ってみました。

お店が閉まっていることもあり、ほとんど人が歩いていませんでした。

こんなに空いているワイキキは初めて見ました!!

でも、ビーチにはそれなりに人もいて、ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジの前のビーチでは、ウェディング・フォトを撮っている人やビーチで遊んでいる人もいました。

それでも、いつもよりはかなり人は少なかったです。

ワイキキビーチでは、入ってはいけないと言うテープが貼ってありましたが、それでもたくさんの人が海に入って遊んでいました。

アラモアナセンターは、全米チェーン店などはほとんど閉まっていて、ローカルビジネスや個人店などのお店は開いているところもありました。(3/23からフードコート以外は一時閉店)

トロリーも空っぽで走っていました。

日本からハワイに来る人数は、通常1日5000人ほどですが、徐々に減って来ています。

後の「ハワイでのこれまでの規制の経緯」と照らし合わせると、いろんな規制で閉鎖される所が多くなり、止む無く旅行をキャンセルした方がいるのではないか?と予想できます。

ちなみに日々の到着人数は、
3/23—815人
3/22—523人
3/21—632人
3/20—1037人
3/19—1373人
3/18—2282人
3/17—2433人
3/16—2272人
3/15—2221人
3/14—2300人
3/13—2978人
3/12—2975人
3/11—2781人
3/10—2628人
3/5—-3441人
3/1—-4149人
2/23—5268人
2/10—5565人
となっています。

ハワイのニュースの話題は?

日本では「家に閉じこもっていると子供がストレスで・・・」と言うニュースが多いように思いました。日本はやはり優しいですね。

ハワイ(アメリカを含め)のニュースでは、そんな話題は一切出てきていません!

ハワイのニュースでは、日々規制が厳しくなっていく事や、お店を一時閉店、イベントの中止などのニュースが主になっています。

また、アメリカ全国版のニュースでは、ヨーロッパの急激な感染者の多さや各国の対応、ニューヨークの爆発的な感染者増加などがメインで報道されています。

ハワイは観光業で成り立っている所なので、観光客の渡航を規制することによって人々の収入源が減ることになり、失業者も莫大に増えています。

でも、目先の収入を考えるより、感染を抑えて早く観光業を復帰させることを優先的にしているハワイ政府の対応は、苦渋の選択ではあっただろうが、その真剣さが人々の意識を変えて来ているとも思います。

ハワイでのこれまでの規制の経緯

ホノルル市では、最初に感染が確認されてから1週間後にはイベントの中止、公立学校の春休みを延長するなどの処置をとっています。

それから、2週間の間に主要観光地などの閉鎖、バー・クラブの一時休業、レストランの店内飲食禁止(テイクアウトのみ)など、素早い対策をしています。

全州での自宅待機命令や主要ショッピングセンターの一時閉鎖は、最初に感染が確認されてから20日足らずです。

経緯

2月頃からみんな買いだめに走り、トイレットペーパーがお店からなくなり始めました。

3/1 3/8に開催される予定のホノルルフェスティバルの中の大イベント「長岡花火」の中止決定

3/3 ホノルルフェスティバルの中止決定

3/4 ハワイ州で新型コロナウィルスの検査開始

3/6 ハワイで初の新型コロナウィルス感染者確認
大韓航空がホノルル-ソウル便を減便を減便。
ハワイアン航空がホノルル-羽田の定期便、ハワイ島コナ-羽田の定期便を減便

3/8 ハワイ州内で2人目の感染者確認

3/11 3/17にダウンタウンで開催予定のセント・パトリックスデーのイベント中止決定

3/13 KCCファーマーズマーケットの一時閉鎖決定
毎年4月ハワイ島ヒロで行われる世界最大のフラの祭典メリーモナーク中止決定

3/14 ドライブスルーによるコロナ検査開始

3/15 公立学校の春休みを1週間延長することに。(この時点での感染者は計7名。)

3/16 ハナウマ湾を一時閉鎖
市が管理するイベント中止決定
企業や個人に対して50人以上集うイベントを自粛

3/17 ハワイ旅行を計画している人に30日間の渡航自粛を要請
州内公園を一時閉鎖(ダイヤモンドヘッドを含む)

3/18 ホノルル動物園、市営ゴルフ場、市営公園、プール、ジムなどの一時閉鎖
公立学校の春休みをさらに一週間延長

3/19 スーパーマーケット(フードランドターゲット、ホールフーズマーケット)が開店後1時間を60歳以上のシニア専用時間に設定
米軍関係者用の宿泊施設「ハレ・コア・ホテル」が一時休業

3/20 レストランでの店内飲食禁止。テイクアウトのみ。バー、クラブは閉鎖。(この時点での感染者は計26名。)
カウアイ島21:00~翌朝5:00までの夜間外出禁止

3/23 オアフ島自宅待機令。3/23の16:30から(4月30日までの予定) (この時点での感染者は計77名。)
アラモアナセンター、パールリッジセンター、ワイケレ・アウトレット一時閉鎖。

3/24 コオリナリゾート一時閉鎖 (フォーシーズンズ・リゾート、アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ、コオリナ・ゴルフ・クラブ、コオリナ・マリーナの宿泊、敷地内のウエディングチャペル、ビーチ、公衆トイレ、駐車場の利用禁止。)

3/25 ハワイ州全島の自宅待機令。3/25 12:01amから (4月30日までの予定)
(違反者には最大$5,000の罰金、1年の禁固刑の可能性も。)

3/26 ハワイ州到着者全員に14日間の隔離を義務付ける。
ハワイ訪問者は自身が手配した宿泊先。
ハワイ在住者は自宅。
(どちらも費用は自己負担。違反者には最大$5,000の罰金、1年の禁固刑の可能性も。)

この後、ハワイ州の空港が閉鎖されるのではないか?と言う噂も出ています。

【まとめ】外出禁止令で感染者が少なくなることを祈る!

日本よりもずっと小さな島のハワイ(人口142万人)。

死者こそは出ていませんが、ここで感染が広まったらあっと言う間に感染者が増えていくと思います。

それを抑える為にもハワイ政府は、水際対策をしっかりとしようとしていて、「なるべくならば今はハワイに来て欲しくない!」と言う意思を見せています。

そんな中、なかなか政府の思うように言うことを聞いてくれなかったロコ達ですが、今では真剣に取り組むようになり、走っている車の数も減り、歩いている人やお店にいる人もずっと少なくなってきています。

ハワイ政府の苦渋の選択での厳しい自宅待機、商業施設の一時閉鎖の決断が無駄にならないように、みんなが自宅待機をして、感染が収まることを祈りたいです。

日本の方もいろいろとストレスはあるでしょうが、今が正念場!!

しっかりとくい止めて、爆発的な感染になりませんように!

みなさまお気をつけくださいませ。(情報は日本時間3月24日のものになります)