ハワイ旅への準備はしっかりと!
私が目撃した「ハワイ便にご搭乗できません事件」
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ハワイ4月の現状を現地レポ。コロナウィルスによる影響とは

3月はじめに1名のコロナウィルスの感染者が発表されてから、ハワイ政府の対応は早かったです。

レストランの店内飲食禁止や外出禁止、主な観光地の閉鎖など。

それでも、4月中旬には全島で500名を超える感染者が出ています。

日々変わる情報、生活、システムなど、3月下旬から4月中旬までのハワイのコロナウィルス対策や状況をご紹介します。

ハワイのコロナ状況3/25から今までの経緯

3/25からハワイ州全体に自宅待機令が発令されています。

違反者は最大で$5,000の罰金か1年間の禁固刑、またはその両方が科される可能性がある。 (3/31には違反チケットが180枚、逮捕は9件に!)

 

3/26 ハワイに到着した人は14日間の隔離措置が義務付けられました。

日本からの到着人数は1589名。在住者でない人数は268名。

その後、ハワイ島などでは、自宅待機命令が出ているにも関わらず、好き勝手に観光をしていて、住民が困っていると言うニュースがありました。

 

3/30 ハワイ島内の移動でも14日間の隔離措置を始める

 

3/31 ハワイ州で初めての死者。この時点で224名の感染が確認されています。

3/31までに外出禁止令に違反した人の数 警告1500件、違反切符180件、そして逮捕者は9件になっています。主に閉鎖された公園への侵入が原因のようです。また、逮捕された人は、警告したにも関わらず移動しなかったことが原因のようです。

4/2 やっとアメリカでもマスク着用するようにアナウンスされました。

今までは、医療機関にマスクが渡るように一般の人にはマスクをしないように言っていたのが一転して、一般の人も布製の手作りのマスクなどをして口と鼻を覆うようにアナウンスされました。

4/6 ラニカイビーチ周辺の路上駐車を禁止

4/7 3/25の自宅待機令が出てから2週間で交通量が50%に減った。

4/12のイースターの時期、4/10金曜日〜4/13まで、夜11時〜朝5時までは夜間、車(バイクを含む)での外出が禁止になりました。病院や仕事、配送など必要不可欠なものに関しては例外。

4/17 州内の全てのビーチが一時閉鎖。(ビーチとは砂浜のことで、海ではない。)

ビーチでのジョギングやウォーキングは禁止ですが、海に入るためにビーチを横切ることは大丈夫(立ち止まることは禁止)。

釣りは一人で、ボート乗船やハイキングなどは、同じ家に住んでいない場合2名より多くで行わないようにとのこと。また、他者との距離は20フィート(約6メートル)とること。

4/20から公共の場所ではマスクおよび顔をカバーできる物着用必須と決定(お店の中、バスの中、ドライブスルー利用などの場合)除外:銀行やATM、自分の車の中、呼吸器などに障害のある人。

スーパーマーケットなど外で待つ場合もマスク着用。

また、お店に対して、6フィートのソーシャル・ディスタンシングと入場できる人数を制限する必要がある。

感染者数の日々の増加

  • 4/1 224名
  • 4/4 351名 (前日から32名増加)
  • 4/6 387名 (前日から16名増加)
  • 4/7 410名 (前日から23名増加)
  • 4/8 435名 (前日から25名増加)
  • 4/9 442名 (前日から7名増加)
  • 4/10 464名 (前日から22名増加)
  • 4/11 486名 (前日から22名増加)
  • 4/13 504名 (前日から5名増加)
  • 4/14 517名 (前日から13名増加)
  • 4/15 530名 (前日から13名増加)
  • 4/16 541名 (前日から11名増加)
  • 4/17 553名 (前日から12名増加)
  • 4/18 574名 (前日から21名増加) —回復者は390名

画像—エリア別コロナウィルス

引用https://health.hawaii.gov/coronavirusdisease2019/what-you-should-know/current-situation-in-hawaii/

アメリカ全土で66万人を超えた感染者の中、ハワイ州は今のところ553名と、頑張って抑え込んでいる感じはあると思います。

アメリカの失業について

日本と違い、こういう異例の不景気(ハワイの場合9.11など観光業に関係した事件の場合)の時には、観光客が来ないので、お店を閉めるなどの対策が取られ、従業員はその場で一時解雇されることがよくあります。

仕事場に行って、その場で「今日はいいから帰ってください」と言われ、そのまま解雇・・・。

そのため、従業員は失業保険をもらう手続きをします。

今回のような場合は、集中してオンラインでの申し込みもパンク状態になったそうです。

一度解雇されても、また、景気がよくなれば戻してくれる場合もあります。

 

観光業の失業の反面、ピザの従業員(調理、配達)の求人やウーバーイーツのようなデリバリーの仕事が忙しいそうです。

また、アメリカ政府から税金を払っている人には$1200/人のチェックが送られてくるので、郵便局の配達員も求人が出ているとか。

 

ハワイは、観光業に従事ている人が多いので、観光産業を閉鎖したら一気に失業者が増えてしまいます。

ハワイ州全体に自宅待機命令が出た3/25での失業保険申請者は、60463名となり、3月末で17万人に達し、4月中旬では、アメリカ全州の中で一番失業率が高く37%の失業率となっています。

この状況でもハワイに来る人について

ハワイは観光で成り立っている州なので、ハワイで働いている人もハワイ知事も言いたくはないけれど、この状況ならば旅行者に来ないでほしい・・・と言わざるを得ないですよね。

それでも、航空券が安いからとわざわざハワイに来る人もいます。

 

3/26からは、ハワイ州外から到着した人全てに14日間の自主隔離を要請しています。

また、4/1からは、ハワイ島内移動に関しても14日間の自主隔離を要請しています。

そんな中、ハワイ州以外からの訪問者の数は毎日100人を超えています(在住者を除く)。

その理由として、航空券が安いから。

ホテルは閉鎖され、B&BやAirbnbなどでの宿泊先もなくハワイ州に来る人も多くいます。

滞在先がない人については、送還もしくは逮捕されています。

アメリカ本土からホームレスが来て、滞在先がなくそのまま送還されていました。

4/10から滞在先がある旅行者に対しては、アプリを利用して、毎日の体調や予定などの質問事項に答える必要があります。アプリの利用は強制的ではなく、アプリを利用できない人は、紙面での提出となっているそうです。

 

3/26の自主隔離要請が発せられてから、日本からの到着人数もやっと減少し、4/2に0人となりました。

4中旬過ぎても(日本以外から)旅行客は毎日100名くらいは到着しています。

 

ハワイのスーパーマーケットやお店について

必要最低限のものを買い物に行くことは許されているので、スーパーマーケットなども営業されていますが、コロナウィルスの影響で、営業時間が短縮されています。

また、60歳以上の方や体が不自由な方専用のお買い物時間を設置しているお店も多いです。

 

ほとんどのスーパーマーケットで入場制限がされていて、店内に入る人数を少なくすることでソーシャル・ディスタンシング(Social distancing)が保たれています。

入場制限をしているので、外には長い行列もできています。

その行列も6フィート(約2mほど)のソーシャル・ディスタンシングが必要なので、列はかなり長くなってしまいます。

また、お会計の際もテープなどで6フィートの距離を指定しているので、前の人に近寄らず、距離を開けてレジを待つようにしています。

 

全体的に見て、商品の在庫状況は、以前に比べて良くなって来ています。

トイレットペーパーなどは少しくらいの在庫があります。もちろん、時間によっては売り切れの時も。

ただ、除菌剤やマスクなどはまだまだ在庫薄の状態で、係の人は一人1個の制限で手渡ししているお店もあります。

化粧品売り場

化粧品売り場にはお試しコーナーの商品は全て撤去されていました。

みんなで共有するようなものはウィルスも蔓延しやすいので当然と言えば当然ですね。

郵便局

郵便局では、カウンターにシャワーカーテンを張って、お客さんと直接会話をしなくてよいように工夫されています。

その他のお店も、レジにアクリル板などを設置してお客さんと面と向かって会話しなくて良いようにされています。

テイクアウトのレストラン

日本人にも人気の「パンダ・エクスプレス」では、ドライブスルーに長蛇の列ですが、店内にも工夫がされていました。

オーダーをするカウンターには椅子がずらっと並べられていて、お料理のあるショーケースに近寄ったり、店員さんに近づけないようになっています。

また、お会計をするレジ部分にはシャワーカーテンのようなものが貼られていて、クレジットカードの機械はカーテンの外側にあり、店員さんが直接触れなくても良いようになっています。

現金での受け渡しの場合は、”この上に置くように”と書かれたトレーを出されます。

イートインスペースとなっていたレストラン内のテーブルは全て利用できないようになっています。

また、デリバリーが混む時間の対処法として、テーブルごとにデリバリー会社の名前、個人のオーダー用にアルファベットがテーブルに書かれています。

マスク着用の呼びかけ

4月上旬になって、やっとアメリカ政府からマスクを着用するように呼びかけがありました。

今までは、「マスクに効果はない」と言っていたのが一転、着用するようにと。

その理由には、一般の人がマスクを購入することによって、本当に必要な医療従事者の手に届かなくなるので、あえて一般の人がマスクをする必要はないと言うことだそうです。

が、一転、マスクを着用するように。

マスクは市販のものではなく、布で作ったものを推進しています。

特にN95や医療従事者が使うようなマスクは購入しないように!とのこと。

それからと言うもの、ファブリック・マートやウォールマートなどの布売り場の棚は一気に空っぽになりました。

耳にかけるストラップやゴムなども全て売り切れ。

ハワイは島なので、みんなが一斉に動くとすぐに物がなくなってしまう・・・と実感しました。

ハワイの外出禁止令などについて

イースター休暇の4/12前後、金曜日から月曜日の夜11時から朝5時までは、夜間の車(バイク、電動自転車を含む)の外出が禁止されました。(仕事や緊急の場合を除く)

テレビで見たのですが・・・ダウンタウンやワイキキはゴーストタウンのような静けさでした。

 

4/6から4/30まで、ラニカイビーチ周辺の路上駐車が禁止されました。

ビーチでのエクササイズ(水泳やサーフィン)などは許可されていますが、ビーチで立ち止まる、横になることは禁止されています。

それでも、ラニカイビーチには多くの人が訪れビーチで日焼けなどを楽しんでいる人がいたので、この措置を決定したようです。

また、ドローンによるビーチの観察も開始され、ラニカイビーチの他、ワイキキビーチ、サンデービーチでは、立ち止まる人やビーチでくつろぐ人をドローンが見つけると、警察がそこに行き、忠告もしくは違反切符などを渡すことになっています。

Hotels for Heroesプログラム

ハワイでは、第一線で働いている医療従事者に対して、ワイキキのホテルに宿泊できるようなプログラムを設定しました。

州がホテルに対して1泊に付き85ドルを支払い、医療従事者はゆっくり休める環境と共に、家に帰ることによる家族への感染を防ぐことを目的としています。

寝る暇もなく働いている医療従事者への感謝は、レストランから無料の食事の提供などいろんな形で表されています。

アメリカはコロナ感染のピークは超えたとは言われるものの・・・

アメリカでは68万人以上が感染し、3万人以上が死亡しているコロナウィルスですが、アメリカ政府は、ピークは超えた、そろそろ一部の州の規制を緩和して経済活動に入ろう!と言う考えのよう。

ハワイ州は、1名の感染者が出た時点でかなり厳しい規制をしたので、そうそう簡単には再開しないのではないか・・・と言われています。

万が一、コロナウィルスの第二波がやってきたら、ハワイ経済はとてつもない打撃を受けます。

そういう意味でも、再びハワイに観光客を歓迎できる日がいつ来るのかはわかりませんが、いつかは必ず収束するはず!

今は排気ガスなども少なくなり、より自然が美しいハワイ!

みなさまがハワイに来られる日を心待ちにしています。

【まとめ】みんなで頑張ろう!いつかは終わる!

コロナウィルスの感染封じ込めのキーは、STAY at HOME!

ハワイでも、不要不急以外、軽い運動以外は外に出ないように呼びかけ続けています。

マスク着用義務や外出禁止令に対しての罰金など、政府からの厳しい要望がありますが、守っている人が多いように思います。

 

大変な時には自分の生活がどうなるのかばかりを考えてしまいがちですが、ハワイにはアロハ精神が残っていて、大変な人を助けよう!必要な人に必要なものが行くようにしよう!と言う働きがあるのが、この大変な時期の心の支えにもなります。

日本のみなさまも十分にお気をつけくださいませ。

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